キャンプを始めたばかりのあなた。
キャンプ場を予約するときに目にする「電源サイト」「電源あり」。
電源あると何がいいのかしらん。
と悩んだりすることもありますよね。値段も微妙に変わってるし・・・。
そんなキャンプ初心者の方へ、ここでは電源サイトの使い方や注意点をご紹介しています。
使い方のメリットがわかれば電化製品も使うことができるので、キャンプが今までより快適になりますよ。
電源サイトとは
キャンプ場を予約するときに目につく「電源サイト」「電源あり」。
これって一体何を意味してるの?と思った方もいらっしゃると思います。
そんなあなたに簡単に電源サイトについて簡単に説明すると・・・
電源サイト=電源が使えるサイト
を意味しています。
電源が使えるということは、区画の中にコンセントがあると思ってください。
キャンプ場によって最初から電源ボックスとよばれるものの中にコンセントがあったり、集中電源から延長ケーブルで電源を引くところもあります。
そして、そのコンセントを使って自分たちが持ってきた電化製品を使うことができるのであります!!
予約時に
電源使いまーす!
とか、
電源サイトにしまーす!
など伝えておくと、電源ボックスのカギを渡してくれたり、区画内にコンセントがあるサイトを指定できたりするわけなんですね。
電源サイトは、電源なしサイトより約+1,000円ぐらい料金がアップします。
我が家では電源を多く使う夏や冬などは電源サイト、春や秋などは電源なしサイトを選ぶことが多いですね。
電源サイト利用のメリット
電源サイトを利用するメリットとはなんでしょうか?
ざっくり挙げてみると下記のようになります。
- 暑さ・寒さ対策ができる
- 食事が楽になる、もしくは楽しくなる
- キャンプしながら作業がはかどる
- キャンプが楽しくなる!
それでは詳しく説明していきましょう。
暑さ・寒さ対策ができる
真夏のキャンプ、あっついテントの中で眠れなかった~っていう人いませんか?
これのおかげで
もうキャンプはええわ。
という方も多いと思います。しかし電源が使えるということは
扇風機が使える ひゃっはーっ!
これでもう寝苦しい夏のテントからは解放されます。その他、ミニ冷蔵庫なども持ち込めたりします。
寒さ対策としては、ホットカーペット、電気ストーブ、こたつなど・・・。
電源が使えれば暑さ、寒さ対策ができて快適なキャンプができるんです!
食事が楽になる、もしくは楽しくなる
電源が使えるとなると、ホットプレートや炊飯器、電気ケトルなどを使うことができます。
例えば
キャンプでタコパしたいじゃん!
なんていうときでも、ホットプレートがあれば素敵なタコパができるのです。(でもふざけ過ぎないように、静かにやりましょうね)
作業がはかどる
最近では、キャンプの様子を動画にしたり、インスタであげたりする人が多いですよね。
その作業のほとんどはPCやスマホでしている方も多いと思います。
そんな時に致命的なのが「バッテリー切れ」・・・。
でも大丈夫!電源サイトであればPC・スマホ等が充電できるのです。
サンクス!電源サイト!!って思いますよね。
キャンプが楽しくなる!
今はやりの、プロジェクターも電源サイトを利用すれば快適に見ることができます。
ポータブルバッテリーも最近持っていく人が多くなっていますが、結局バッテリーの充電も気にしなくちゃいけない・・・となると本末転倒になってしまいます。
そこで!電源サイトだったら、ちょっと長めの映画だってバッテリーを気にせずに見ることは可能。
また、ランタンも電池を使用するものが主流ですが、電源を利用する物であれば電池切れの心配なし!
電源サイトの使い方
よし!電源サイト予約したぜ!
あれ?でもどうやって使うの?って不安になりますよね。
使い方は簡単。電源ボックスの場合は受付の際などにカギを渡してもらえます。鍵などがない場合は、そのまま電源ボックスを開けて使えばOK。
しばらく使っていないと、落ち葉やカエルさんのお家になっていたりするので、よく注意して開けてくださいね。
開けるとコンセントがありますので、そこに延長コードや電化製品のプラグを差し込めば使えるようになりますよ!
電源サイトでは延長コードと電源タップを用意しよう
電源サイトを利用するときに、最低限必要なものは延長コードと電源タップです。
基本、電源ボックスはサイトの隅っこにあります。テントの中や、サイトの真ん中で電化製品を、充電コードを利用したい!と言ったときに延長コードがないと
届きませんよ・・・
なんので、せめて延長コードだけは忘れないようにしましょうね。
延長コードの長さは10mぐらいがいい
延長コードは10mぐらいが最適と言われています。5メートだとテントサイトだと余裕はありません。
しかし、長ければいいってもんでもなく長いとかなり邪魔です。まとめるのにも長すぎると手間がかかりますし、無駄な労力を使います。
なので、10mであればサイト内を網羅できつつ邪魔にならない程度にほったらかしにしておけます。
延長コードは防水・防雨性のものにする
延長コードは防水、防雨性があるものにしましょう。
家庭用のものを使ってはいけないわけではありませんが、雨が降った時などコンセントは水にぬれるとショートします。とても危険!
防水性の延長コードはホームセンターでも売っています。
延長コードの許容出力を確認しておこう
延長コードによって、使用できる最大電流が微妙に違います。
大体1200wとか1500wなどのものが主流ですが、自分の延長コードが何wまで使用できるのかは必ず確認しておいてください。
許容量を超えたものを使用すると、コンセントから最悪の場合
火を噴きます
とても危険なので、気をつけましょう。
電源タップはタコ足ができるものが便利!!
電源タップは、いくつかコンセントがあるものを選ぶと便利です。
キャンプ場の電源の最大使用量を確認し、それを超えない容量で使えば一度にいろんな電化製品が使えちゃう!
電源ボックスのコンセントは1~2個の場合が多いので、延長コードとセットで持っていくようにしましょう。
こんなタップも便利ですよ♪
電源サイトでは最大消費量に注意しよう
先ほど、延長コードの許容出力を確認しましょうとお話しましたが、その前にキャンプ場のコンセントの使用最大出力を確認することが大事です。
これを守らないと、キャンプ場の電源が落ちます。
私も何回かキャンプ場の電源が落ちる現場に遭遇したことがありますが、キャンプ場すべての外灯が消え真っ暗。
ランタンの光だけっていうのも、これも雰囲気あっていいかなー
なんて大間違いですっ!
トイレも炊事場もすべての電源が落ちてしまうので、夜、トイレに行けない事態になります。
みんなでルールを守って快適に過ごしたいですもんね、使用電力量は守るようにしましょう。
アンペア(A)? ワット(w)?
消費電力量で、キャンプ場で記載されているのはアンペア(A)であることが多いです。
それに対し、電化製品に記載されているのはワット(w)で記載されているものが多かったり・・・。
単位が違うと比べられなくね?
という疑問が出てきますよね。
そこで、簡単に計算する方法があります。
ワット数を100で割ればアンペア数になる
これでOKです。
ちゃんと説明するとながくなるので、とりあえず上記の考え方だけ覚えておけばOK。
例えば1000wをアンペア(A)に変換する場合には
1000(w)÷100=10(A)
と覚えておけば使える電力量もわかりますよね。
電化製品目安消費量
自分が持っていきたい電化製品はいったいどれくらいの電力消費量なのか、ざっと載せておきます。
持っていくときや、これから購入する時の目安にして下さい。
- ホットカーペット(2畳用) 480~800w
- 電気毛布 40~60w
- こたつ (弱)80w~(強)600w
- 電気ストーブ 500~1500w
- 扇風機 50~80w
- ミニ冷蔵庫 50~200w
- ホットプレート 800~2500w
- 炊飯器 300~1000w
- 電気ポット 1000~1300w
- スマホ充電 10~20w
- PC 50~200w
電源サイトの使い方を知って、快適キャンプにしよう!のまとめ
いかがでしたでしょうか。
電源サイトの使い方についてまとめてみました。
お子様などがいる場合でも、電源サイトを使うと快適にキャンプをすることができますね。
くれぐれも最大使用量を超えないように、キャンプ場を真っ暗にしないように、上手にキャンプ場で電化製品を使ってみてください!
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