またまたこれからキャンプを始めよう!という方向けシリーズです。
今回は、「ランタン」についてです。
宿泊するキャンプではもちろん、照明=ランタンは必需品となります。
しかし、初めてキャンプをする場合、どのようなランタンをいくつ用意すればいいのかちょっとわからないですよね。
そこで、今回は4人家族で初めてキャンプをする場合を前提としたランタンの選び方、おススメのランタンをご紹介します。
もう揃えちゃったよ!という方でも今後の買い替えの参考にぜひご一読下さい^^
ランタンの種類について
ランタンの種類とは、燃料の違いです。
もちろん電源がないキャンプフィールドで使うことを前提としているので、それぞれに燃料が必要になるんですね。
LEDランタン
特徴
電池式のランタンでLEDを使ったランタンです。以前は蛍光灯式のものが主流でしたが、近年ではLEDを使ったものに変わってきました。
LEDランタンの特徴は
「燃焼しないこと」
当たり前と言えば当たり前のことなんですが、これがどうして特徴なのかというと
「テント内で使える照明」
なのです。
後述しますが、燃焼系の燃料を使うランタンはテント内で使用すると一酸化炭素中毒を起こします。なのでテント内では使えません。
LEDランタンは、スイッチ一つでON・OFFができますし、光量の調節も簡単なので使いやすさは抜群です。
他の特徴は連続使用時間が長いということ。
アルカリ電池を使用すれば12時間以上使えるものがほとんどなので、1泊の使用であれば電池の交換はほとんど必要なく、燃料コスパは断然高いものになります。
価格も安いものが多いので、いくつもサイトに並べてデコレートするキャンパーさんも増えてきましたよね^^
デメリット
光量は、他の燃焼式のものと比べると劣ります。
ガソリン式ランタン
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特徴
ホワイトガソリンを燃料としてマントルを燃やして発光するランタンです。
このランタンを点灯する際にはポンピングという作業があります。
ガソリンを気化させて発光する際に、空気を燃料タンクに送る作業です。
使用時間も燃料タンクの大きさで多少の差はありますが約10時間は使うことができます。
1泊のキャンプであれば交換用の燃料はいらないですね。
そして、ガスランタンとは違い寒くても光量が落ちることはありません。
冬や寒冷地などでキャンプをすることが多いのであればガソリンランタンがいいですよ。
ガソリンはそもそも識別のためにあえて色を付けているのですが、レギュラーガソリンはオレンジ色の色素を加えています。
白ガスはあえて、何も色を付けていないので「ホワイトガソリン」と呼ばれています。
また、コールマンではこのホワイトガソリンに錆止めを入れており、この錆止めの色が青い色をしていることから「青ガス」と呼べれているんですよ♪
※ガソリンランタンにレギュラーガソリンを使用するのは絶対にNGです!
デメリット
燃焼系のランタンなのでテント内では使用できません。
ポンピングという作業が必要です。
定期的にメンテナンスをする必要があるので、手間がかかる。
しかし、ガソリンランタンを愛してやまない人たちはこのポンピングやメンテナンスといった作業が楽しい!という人たちが多いのも特徴です。
ガス式ランタン
特徴
ガスランタンはいわゆる「LPガス」といった燃料にガスを使うランタンです。
ガソリン式ランタンより扱いやすく、LEDより光量も強いのでキャンプ初心者だが本格的なランタンを使用したいという人にはぴったりです。
我が家もそうですが、グリルなども同じガスを使うものにしてしまえば、燃料をいろいろ持っていく必要がなくなります。
デメリット
燃焼式のため、テント内で使用することはできません。
燃焼時間が短い(5時間ぐらい)。
気温が低かったり缶が冷えたりすると、光量が弱かったり点灯することができない場合があります。
そんな時には寒冷地用のガス缶を用意したり、冬場や寒冷地では使用しないなど制限が生じる場合があります。
ランタンを使用するシーン
ランタンは使用するシーンによって種類を使い分ける必要があります。
どのようなシーンでどんなランタンがいいのか、ご紹介していきますね。
メインランタン
メインランタンとは、テントのサイト全体を照らすことを目的とします。
サイト全体を照らすためには光量の大きいものを選び、ランタンポールなどを使って高い位置に吊るすことになります。
また、このランタンに虫を寄せることでテント内や、テーブル回りのランタンには虫が近づかないようにする役目もあるんですよ。
また、他のサイトに光が漏れるのは迷惑行為になりかねません。
あくまでも自分のサイトだけを照らすように工夫してください。
明るさの目安は190w~230wぐらいでいいと思います。
テーブルランタン
テーブルに置いて、食事や手元を照らすのに使います。
メインランタンほどの光量は必要ありません。
優しい光のものをいくつか置いたり、ルミエールランタンのように、炎のようなキャンドルタイプのものなども人気があります。
テント内を照らすランタン
表題の通り、テントの中の証明として使うランタンです。
前述のとおり、テント内では一酸化炭素中毒の恐れがあるので、燃焼系のランタンを使うことは厳禁です。
あえてテントに吊るさなくても、手元にわかるようにヘッドライト等を置いておくだけでもいいですよね。
と、いうことで、
- メインランタン
- テーブルランタン
- テント内のランタン
最低この3つがあれば快適なキャンプができることになるんです。
明るければいいってわけじゃないんだよぉ。
ファミリーキャンプに人気のランタンは⁉
それでは、ファミリーキャンプをするご家族に人気のあるランタンをご紹介していきますね。
メインランタン
まずは、メインランタンからです。
コールマン ノーススター
ランタンと言えばコールマン。と言われているぐらい、このノーススターは長年、初心者からベテランキャンパーさんにまで愛されているランタンです。
ノーススターには、ガス式、ガソリン式も2種類あって、燃料のコスパ、冬季でもしようするのであればガソリン式。
使いやすさ、お手軽さを求めるのであればガス式を選ぶ人が多いのが特徴です。
ペトロマックス HK500
キャンプを始めたばかりのころから「ベテランと言えるようになったら持ちたい!」と思っていたのがこのペトロマックスでした。
メンテナンスなど、ちょっと手間がかかるイメージが強いですが、ファンがずーっと愛し続けたいと言える美しいランタンです。
ルーメナー
今、人気急上昇中のルーメナー。
LEDなのに、メインランタンとしてばっちり働いてくれるタフなランタンです。
カラーバリエーションが豊かなルーメナー7に加えて改良されたルーメナー2も発売されました。
テーブルランタン
コールマン ルミエールランタン
揺れる炎の明かりで、テーブルをほんのりと照らしてくれます。
こちらも息の長い人気を誇っていますね。
夕食の後、コーヒーを飲みながらのんびりするときなど雰囲気が出て素敵です。
バルミューダ The ランタン
今、大人気のバルミューダのランタンはシンプルなデザインで、テーブルの上に置いておくだけでスタイリッシュな明かりを灯してくれます。
ベアボーンズリビング フォレストランタン
炭坑用のカンテラを模した武骨ながらも、懐かしく、今ではかっこいい!と見えるデザイン。
リチウムイオン電池を内蔵しているので、USBケーブルで充電することができます。
テント内ランタン
スノーピーク たねほおずき
こちらも大人気の商品で、知らない人はいない!と言い切っていいほどかも。
上部のフックの部分がマグネットになっているので、使い勝手が非常にいい一品です。
テント内だけでなく、車中泊で使う人も多いですね。
ベアボーンズリビング ビーコンライト
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テーブルランタンでも登場したベアボーンズリビングのライト、こちらは小さめなのでテント内に提げておくのにぴったりです。
タープの下にいくつかさげておくのもかわいいですよ。
ジェントス LEDランタン エクスプローラー
ジェントスのLEDランタンは個人的な視点ですが、とっても優秀。
価格に比べて、使いやすさも抜群です。
このランタンの良い点はシェードを外して使えることと、下部にもフックがあるので手元を明るくしたいときには大活躍。
我が家でもキッチンで手元を照らしたいときに使っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はファミリーキャンプで使うランタンについてご紹介しました。
キャンプで使う場合明るさもそうですが、使うシーンによって種類を変えることがポイントです。
いきなり高いものを買うのはちょっと・・・と思われるときはキャンプ場でレンタルしている場合があります。
調べてみるのもいいかもしれませんね。
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