みなさんこんにちは。
最近では、キャンプに愛犬を連れ行く方たちも増えてきましたね。
そろそろ愛犬と一緒にキャンプしたいな、なんて思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、初めて犬を連れてキャンプに行くには何を持っていけばいいの?と悩みますよね。
我が家では今柴犬2匹と、子供たち二人を連れてキャンプに出掛けています。
そこで、今回は犬とキャンプに行く際に、何を持って行ったらいいのか、持ち物やあると便利なものを、実際に犬連れキャンプ歴3年目の私がご紹介します!
犬とキャンプに行こう!持ち物は何を揃える?
犬とキャンプに行くときに、まず第一に飼い主が愛犬にする必要なこととは
安心できる場所を確保すること
になります。
突然環境が変ると、ワンちゃんも緊張、戸惑いが大きくなります。
知らない場所で不安いっぱいです。
いくら、飼い主がテンションアゲアゲ、ニッコニコで
ほぉーら、キャンプだよー、楽しいねぇ~♪
と言ったところで
は?キャンプ?何それ?初めてだし。
と思う犬がほとんどだと思います。
そんな犬の不安、心配を解消するには犬のスペースを確保し、安心できる場所を確保するということなんですね。
これができていないと、犬にとってもキャンプは不安の始まりでしかありません。
キャンプ場について、テントなど設営する前に、一番最初にしてあげるのがベターです。
そこで、犬を連れてキャンプに行く場合は次のようなもので、犬の場所を確保してあげましょう。
- ケージ(ソフトケージ)
- キャリーバック
- クレート
- ドッグコット
ケージ(ソフトケージ)
周りを囲むようにして、独自のスペースを確保するタイプのものです。
ソフトのものだと、折りたためるので非常にコンパクトサイズになります。沢山荷物を持っていくキャンプの時にはこのようなコンパクトタイプが、荷物にもならず、軽いので持ち運びにも楽です。
サークルタイプだと、広めにワンちゃんのスペースが取れるので元気のいいワンちゃんには喜ばれるかもしれません。
我が家でもコテージなどの場合はサークルを使っています。
二匹なのでノビノビ~というわけにはいきませんが、赤・黒仲良く寝てくれています。
ちなみにサイズはMサイズ。
屋外にサークルを作る場合には、ペグがさせて固定できるものがいいです。
布製のサークルは軽いので、風で容易に動いてしまうし、犬がサークルごとどこかへ遊びに行ってしまうこともあるので注意です!
このサークルも天井部分にファスナーでメッシュの天井をつけることもできますが、上が開いていると落ち着かないという子にはこんなタイプも。
弱いサークルだと寄りかかったときにゆがんでしまうのですが、こういうタイプなら安全かも。フレームがついています。
キャリーバッグ
小さい犬種であれば、画像のようなキャリーバッグでも十分落ち着ける場所になります。
バッグをテントの近くに置いておくだけで疲れたら自ら中に入って休む、なんてかしこいワンちゃんもいますしね。
また犬を連れてのキャンプの際、その道中でちょっと観光する時などにはキャリーバッグがあると便利です。
店内に入る際に、キャリーバッグに入っていればペット同伴可、という場所も最近増えてきました。
車内にワンちゃんを残しておけないときなどにも持っていると重宝するアイテムです。
車で移動するときにも、後出のクレートと同じように犬のスペースができるので便利です。
使用するときには熱い時期の長時間使用を避け、給水が楽にできるものがいいです。
快適に過ごせる工夫もしましょう。
クレート
我が家のつむぎはキャンプではもっぱらクレートです。
現在使っているクレートは、キャンプに行ったときには寝室にもなりますし(現在は柴犬二匹なのでもっぱらサークルになりましたが)ショルダーを付けられるものもありますので、キャリーバッグとしても使えます。
クレート一つあれば、車での移動も楽です。
つむぎは車酔いがひどい子だったのですが、クレートに入れて移動するようになってから
車酔いをすることが減りました。
犬は狭いところが落ち着く、という子も多いようです。
また、コテージなどではクレート(ケージ)に入れることがルールになっているところもあります。
利用する際には、必ずチェックしておきましょう。
厳しいところではクレートを忘れると、「外につないで寝てください」なんて言われてしまうところもあるので注意!!
ソフトケージなどがある場合には、あえてクレートを用意する必要はありませんが、クレートだと公共の乗り物に乗せるときも一緒に乗れたりします。
公共の乗り物(電車や飛行機など)に乗る場合には、それぞれ大きさなどの規定がありますのでこちらも必ず確認が必要です!
クレートは上部が開く方が、車に乗せるときなどは便利です。
狭い車の中でも、上部を開けて表情を確認することができますし、我が家でも長時間の移動の時などは時々開けて体を起こしてあげるようにしています。
ドッグコット
ドッグコットとは、犬用の小さなベッドです。
犬がキャンプサイトで休むときには、これがあるととても便利。
最近ではスノーピークもワンちゃん用のコットが発売されています。
出典:snow peak
コットだと地面に直接体を付けることがありません。なので、夏の暑い地表や、冬の地面からの底冷えを少しでも避けることができます。
小さいワンちゃんなら、専用のコットでなくてもベンチで過ごしてるよ!という方も。
でも、ベンチだと乗り降りが難しいことも・・・。
それは実際に使ってみて分かりました。
実際にコットをつむぎが使っている記事はこちら
このコット、実際に使ってみてかなりいいものだと実感しております。
犬たちも自分の場所だとわかるとすすんでここで休んでくれますし、我が家の柴犬にとっては落ち着く場所のようです。
犬とキャンプをするときに持っていく際には、折りたためるもの、あるいは組み立て式で持ち運ぶ際にはコンパクトになるものがベスト!
このコットはサイズが豊富です。
メッシュになっているので、夏場などはこのタイプがおすすめ。
寒くなってきたら、ここにブランケットを敷いたりします。
寒い時期なら、こタイプほうが地面からの冷気をふさげます。
犬とキャンプ!餌や水はどうする?
犬連れキャンプをするのに、食事や給水のためのものは特別に用意しなければならないわけではありません。
他の物でも代用がきくのでそれを使ってもいいのですが、ワンちゃんがそれを好むかが問題になってきます。
使おうとしていたものがワンちゃんが好まず水を飲まなかった、という体験談もあるのであらかじめ何度か使用してから実際にキャンプに持って行った方がいいかもしれませんね。
我が家のつむぎはシリコン型はだめでしたので、家で使っているステンレス製のお皿でしか水を飲みませんでした。
餌、水用のお皿
普段お家で使用しているものを持って行っても構わないのですが、キャンプで使用するならシリコン製や、折りたためるものならコンパクトになって持ち運びがしやすいです。
でも、中にはシリコンの臭いがだめ、というワンちゃんもいるので気を付けてくださいね。←まさにつむぎ。
コンパクトになるボウルタイプのものは、カラビナが付いているものもあり、ズボンのベルトホルダーなどにかけておけば荷物にならずに済みます。
ふたがついているものだと、置きっぱなしにしておいてもほこりなどが入りません。
環境が変わるとご飯を食べなくなっちゃう犬もいるんだよぉ
そんなときは無理に皿で与えようとしないで、手からあげるなど一緒にキャンプの雰囲気を味わってもいいよ!
給水ボトル
車の中などでも、簡単にワンちゃんに水をあげることができます。
なかでも、PETKITのウォーターボトルは一時人気がありましたね。
リッチェルの「お散歩ハンディシャワー」は、給水ボトルとして使用するだけでなく、マーキングの臭い消しやおしっこを流すのに使えます。
キャンプ場での犬のマーキングなどはマナーとして水で洗い流すのが一般的です。
必ず飼い主さんが責任を持って処理するようにしましょう!
餌を小分けにして持っていく
ドライフードの場合、1回分のご飯をジップロックなどで小分けにして持っていくと、いちいち分量を計らなくて済みます。
何かあった時のために、1~2回分多めに持っていくことをおすすめします。
また、持ち運ぶ時には高温、多湿をさけ、直射日光などが当たらないように保管に気をつけましょう。
また、ウエットタイプのものなどは夏場はカビが生えやすいものもあります。夏場などキャンプに持っていく際には温度が低い状態で保管するようにしましょう。
前述したように、環境が変わると食事が変化するワンちゃんも多くいます。
無理にきちんとご飯を食べさせなくても、空腹でなければ大丈夫♪ぐらいの気持ちで大丈夫。
おやつ
テント設営の際、ちょっと待っててもらう時や、無駄吠えが多いときなどにあげるときに便利です。
長い時間おとなしくしてもらいたいときには、ガム系のおやつがベスト。
つむぎさんも牛のアキレスなどを与えておりました。
ただし、ほったらかしにしておくのではなく、丸呑みなどしないように注意は怠らないようにしてくださいね。
犬とキャンプを安全に楽しむために
キャンプ場はもちろん、他のキャンパーさんたちもいます。
すべての人たちが犬好きではないということを忘れないで下さいね。
また、いつもと違う環境の中で、犬も興奮してしまうこともあります。
ワンちゃんも、飼い主さんも事故のないようにマナーを心がけて楽しみましょう。
ドッグアンカー
有名なものでは、スノーピークのドッグアンカーや、スパイラルステッキといったものがありますが、これらはワンちゃんのリードをつないでおくためのものです。
柵があるペットサイトでも、小さいワンちゃんなどはどこへ行ったかわからなくなってしまうような不安は消せません。(何食べちゃってるかわからないし・・・)
そんな時、リードを動かないようにしておけば、飼い主さんたちも安心してテント設営に集中できるってものなんですよ。
ドッグアンカー/スノーピーク
スクリューペグ/ロゴス
ドッグアンカー/K9
リード・ロングリード
お散歩用に普段のリードを使ってもいいのですが、せっかくのペットサイト!広ーく使ってワンちゃんたちを思い切り遊ばせてあげたいですよね。
そんな時にはロングリードや、フレキシブルリードがあると便利です。
ロングリード
長ければいいってものではありません。
宿泊するキャンプ場の大きさでも変わってくると思います。
また、雨や川になどに入ってリードが濡れると匂いの原因や、雑菌が繁殖しやすくなります。そんな時、ナイロン製のリードなら濡れても乾きやすいのでお勧めです。
フレキシリード(伸縮リード)
犬連れキャンプにあると便利なもの
最低上記のものがあれば大丈夫ですが、さらにあると便利なものをご紹介しています。
トイレマット・トイレシート
コテージや、バンガローで犬と宿泊するときにはあると便利です。シリコン製のものなら丸めてコンパクトになります。
うんち袋(ドン・パック)
ワンちゃんのうんちは基本、飼い主が持ち帰ります。
でも、車の中に臭いがこもったりするのは困りますよね。
そんなときには、消臭作用のある袋がおすすめです。
また、我が家でトイレに流せるタイプのものを使っています。これだとキャンプ場のトイレや、サービスエリアのトイレで処理できますので、持ち帰る必要がありません。
またドンパックという、車の外側にマグネットで貼り付けておくタイプのものも最近よく目にするようになりました。
これだと車内に使用済みの袋を置かないので臭いを気にする心配がありません。
ドンパックプラスは、以前のドンパックに比べて2倍(600CC)入る大きさになりました。
その他
常備薬
常備薬だけではなく、夏場なら虫よけなども忘れないようにしましょう。
また、毎月飲んでいる、ノミダニ、フィラリアの薬なども、キャンプのスケジュールに合わせて早めに動物病院でもらっておくようにしましょう。
キャンプの時に使える犬用の蚊取り線香についてはこちらで紹介していますよ!
ウエットティッシュ
特別ワンちゃん用でなくても、キャンプには必需品ですよね。ただし、アルコールが入っているものはワンちゃんに使えないこともありますので、確認しておくようにしてください。
コロコロ
テントの中の抜け毛を掃除するのに便利です。車の中に一つあればシートにも使えますね。
タオル・ブランケット
思ったより、キャンプ場の夜は冷え込むことがあります。そんな時にワンちゃんにかけてあげられるものを持っていきましょう。
各種予防接種証明
途中で立ち寄るドッグランや、ドッグcafeなどでは、予防接種を終えている証明書がないと入れない場合があります。
大切なものなので、持ちだすのに抵抗があると思いますが、場所にってはコピー不可という場合もありますので注意してください。
愛犬とキャンプに行くときのあるといい持ち物のまとめ
愛犬とキャンプとなると、特別なものが必要なのでは?と思ってしまいますが、大事なことはワンちゃんに無理をさせないことです。
しかし、あまり荷物が増えるのも困りもの。上手に荷物をコンパクトにまとめて、快適なキャンプをワンちゃんと楽しんでくださいね!
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