これからファミリーキャンプを始めよう!という方向けシリーズです。
今回は4人家族でキャンプを始める時に、購入するテントの大きさの目安についてご紹介します。
キャンプしよう!さて、道具をそろえるとなった時にまず最初に考えるのがテントではないでしょうか。ある意味、これを買ってしまえばもうキャンパーの仲間入りができると言っても過言でありません。
しかし、テントっていろんな趣味、嗜好によって選び方も変わってくるし、値段も安いものではありませんよね。
購入を失敗しないように、どれくらいの大きさのものがいいのか、まずは目安の出し方を見てみましょう。
テントの大きさは何人で寝るのかで決める
テントの大きさと一言でいっても、何を目安に大きさを選ぶのか・・・。それは
テントの中で寝る人数
で決めていきます。
夫婦でなら大人二人、家族でも子ども年齢、人数によって変わってきます。
ここでは、4人家族:大人二人・子ども二人(小学生高学年一人・低学年一人)を目安にしていきますね。
大人の幅を基本にするとわかりやすい
だいたい、大人一人の幅を60cm×200cm目安に考えるとよいです。
となると4人家族の場合、子どもも大人の幅で考えると
60×4=240cm
なので、床の1辺が240cmあればよいということになります。
しかし、これだと床一杯にただ寝るだけの状態となってしまい、余裕がありません。
子どもが小さいうちなら大丈夫ですが、もう高学年ともなるともうごまかしもききません。
なので、床部分サイズが
270cm四方 or 300cm四方
あれば、4人家族プラス荷物などを置くスペースも取れて、快適に寝られる大きさの目安になります。
テントの高さも考慮する
意外と見落としがちなのが、テントの高さです。
この高さ、結構重要ポイントなんですよ。
なぜかというと、テントの中で着替えなどをするとき、高さが足りないとすべて中腰で作業することになります。
これ、かなりストレスです。
特に子供の着替えなどを手伝う時など、長い時間中腰で顔を上にあげた状態はかなり披露するんですよ。
だからと言って、高ければいいというわけではありません。
高くなればなるほど風の影響を受けやすくなるため、少しの風でも飛ばされてしまいます。
なので、高さの目安としては
身長プラス10cm
あるのが理想となります。
これはテントのトップの高さです。ワンポールテントやドーム型だと端にくるほど低くなるので、そのあたりも考慮する必要があります。
初心者におススメのテントの種類
キャンプ初心者で4人家族でテントを購入する場合、おススメのテントは
ドーム型
です。このタイプの4~5人用であればまず失敗はないでしょう。
ただし、これはオートキャンプなどで車を使用し、かつサイト内に車を置ける場合です。
その理由は、車の中に荷物を置いておくことができるので、テント内に荷物を置く必要がないから。
衣類など、緊急で出す必要がないものなどは車の中においておけるので、テント内に置く荷物が少なくなる、ということですよね。
逆に言えばフリーサイトな度で、サイト内に車を置けないときなどは衣類などはテント内に置くことになるので、もう少し余裕のある大きさのテントを選んだ方がいいということになります。
また、ドーム型は設営も簡単ですし、価格も安いものから揃っています。
我が家のテントを紹介します
我が家が一番最初に買ったのはこちら
コールマンのタフドーム/3025です。
画像ではスクリーンタープと連結している状態です。
当時はまだ2ルームが珍しく、そんな概念もなかったのでこのような使い方をしていました。
今思えば、2ルームを買った方が全然よかったかな・・・なんて思います。
さて、このタフドームの大きさは約300×250×175(h)cmで、中で立ち上がっても全然余裕でしたね。
中で4人で寝て、それでもボストンバッグ3個ぐらい余裕で置けます。
重さは約10kgです。
そして、その後購入したのはこちら
コールマン・タフスクリーン2ルームハウス+です。
2020年に新モデルが出ており、新モデルにはルーフフライが付いていますね。
こちらはインナーサイズが約320×230×170(h)cmで、タフドームより少し小ぶりです。
また、吊り下げしきなので、端が少し浮く感じです。
なので、荷物を置くとちょっとタフドームより窮屈感が否めませんが、それでも家族4人でも余裕の寝室スペースです。
4人家族におススメのテント
コールマン タフスクリーン2ルーム+
やはり、初めてのキャンプであればコールマンであれば心配することはまずないと言っていいでしょう。
大きさも4人家族で余裕ありますし、何と言っても夏場でのキャンプではこのダークルームが効果(?)を発揮します。
価格帯もお手頃な2ルームだと思いますよ。
スノーピーク アメニティドームL
最近のキャンプ場ではこのサンドカラーか、コールマンのグリーンか、と言っていいほどの多くのユーザーがいるスノーピーク。
おすすめはやはり設営が簡単なアメニティドームです。
スノーピークのサイトでは4人家族ならMサイズを紹介していますが、長く使う=子どもも大きくなることを考えるとLサイズがおススメです。
入門テント、と言われているほど初心者にもやさしいテントですが、これだけだとリビングスペースを確保するにはタープもあったほうがいいかもしれません。
スノーピーク エントリー 2ルーム エルフィールド
リビングもあったほうがいいな、というファミリーにはこちら。
アメニティドームとタープで設営する場合サイトの大きさに合わせてレイアウトできますが、2ルームだとなかなかそうはいきません。
どちらがいいかは、よく行くキャンプ場のサイトの大きさや形などを考慮するといいかもしれません。
DOD カマボコテント3M
日本の気候や、サイトの大きさを考えて作られたカマボコ型のテントです。
これは我が家でも次の欲しいテントの候補ですね~。
しかし、現在は人気のため抽選販売となっています。
ホールアース DURA W ROOM+
最近、めきめきと人気が出てきているのが「ホールアース」というブランドのテント。
2017年に立ち上げられたブランドですが、優しい感じの色合いが人気に火をつけ、コールマンなどと比べても決して劣ることのない品質ながら、コスパが非常によいファミリーキャンパーのお財布にも優しくなっております。
茶色や緑のテントと被りたくない!という人にはぜひおすすめのテントです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は4人家族でキャンプする際のテントの大きさの目安やおススメテントなどをご紹介しました。
安い買い物ではないので慎重に選びたいところですが、だからこそ長く使える、飽きないものを選ぶことをお勧めします。
また、今お子様が小さくても、長年キャンプを続けていく計画があるのなら、お子様が大きく成長することも踏まえて選ぶのが大切です。
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